2つのタイプが、ありまーす。
1,ソフトは使用するパソコンにインストールするが、会計データはソフト会社のクラウド環境に置かれる。
2,ソフトも会計データもソフト会社のクラウド環境に置かれ、インターネットブラウザで操作する。
私は後者(2)を、クラウド会計と呼んでいます。
現在大きなシェアを占めているのが、「freee」「MFクラウド」「弥生のクラウド」の3つです。
従来の会計ソフトでトップシェアを誇っている弥生は、クラウド版と操作性が大幅に違うらしく、伸び悩んでいます。
当事務所では、「freee」「MFクラウド」を推奨しております。
ソフトウェアまでクラウド化したら、どんなメリットがあるの?
1,ソフトウェアアップデートの手間がなく、リリースも早い!
アップデート作業は不要で、ユーザーの声を細かく反映してくれています。
2,ブラウザで操作するので、場所・端末を選ばない!
インターネット環境とID・パスワードさえあれば、海外旅行中でも、タブレットでも、スマホでも(さすがに画面が小さくて厳しいかな?)できちゃいます。
さすがに、FREE Wi-fiはセキュリティーがほぼないに等しいので、避けるべきでしょうね。
操作する人によって、機能を制限する機能もあります。
実は私の事務所用PC”だった”、「Lenovo Thinkpad X1 Carbon」は、購入3ヶ月(年の瀬!)で起動すら出来なくなりましたが、スペアのPCがあれば、何の問題もないわけです。
年賀状ソフトと税理士用の業務ソフトは、まだインストール型がほとんどなので、お手上げでした。
3,初期費用が安い!
「freee」「MFクラウド」とも、月額2,000円前後から導入できます。
年払いにすると、約2ヶ月分安くなります。
デメリットもあるでしょう?
インターネット回線のスピードが、作業スピードに直結する。
やはり、インストール型よりレスポンスは遅くなります。
ですが、今までは基本全部の仕訳をキー入力していたのが、クラウド会計では、通帳データ・クレジットカード使用履歴などの自動取り込み機能が充実し、よく出てくる取引は、AIにより自動仕訳や推測をしてくれますので、キーを打つことは激減します。
省力化には、ぜーったい貢献します!断言します!
このあたりの機能については、のちのちソフトごとに説明しますね。
顧問税理士が押し付ける会計ソフト
従来の会計ソフトは、他社ソフトからの乗り換えは柔軟に対応できるのですが、他社への乗り換えができないようにしてあったり、すごく面倒だったりするのです。
基本設計が、ずーっと変わっていない(オフコンって知ってます?)ものも多く、何でこんな事が出来ないんだろうと思うこともしばしばです。
そうやって、顧問税理士変更を阻止してるのかなぁとも思います。
クラウド会計の導入・乗り換えも支援させていただきます。お気軽に(^_^)ノ